うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

修理できること

液晶目覚まし時計のバックライトが点かなくなって、そのまま放置していた。原因はおよそ予測がつく。落とした拍子でスイッチの接点がずれてしまったのだろう。分解できる構造ならばさほど難易度は高くない修理だが、その確認が面倒で放置してしまっていた。

今日は思い立ってその修理をした。まず、全体はビス止めで、ビスを外してゆけば解体できそうだ。精密ドライバーでビスを外してゆく。外装は表と裏のビス止めが4か所、それを外すと電池ボックスが2か所ビス止めになっていた。後は基板が入念に8か所も小さなビスで止められていた。

基板を外すと、裏側にバックライトの押しボダンスイッチがある。案の定、その接点パーツが6mmほどずれていた。元々はセロハンテープで位置決めをされていたのが、経年でテープの粘着がなくなって、落とした衝撃でずれてしまったのだろう。接点金具を定位置に戻し、改めてセロハンテープを貼り直した。あと、接点パーツと接する部分の基板をクリーニングして接触不良しないようにした。

基板の拭き取りが足らずにボタンを押しても点かなかったり、小さなビスを失くしかけたりで手間取ったけれど、無事に修理完了した。

この時計、おそらく’90年代の物。四半世紀経っても、まだ修理して使える。今、同じ機能の目覚まし時計を買っても、そもそも造りが修理されることを前提としていない。手間はかかっても修理して使い続けられる物を使っていたい。