菜種梅雨にしては激しすぎる

この時期に雨が降り続くことを、菜種梅雨とか卯の花腐しという。しかし、今日の雨は梅雨末期を思わせる豪雨だった。例年の菜種梅雨あるいは卯の花腐しならば、しとしとと静かに降り続くものだが、今日は昼間でも不気味なほど暗くて、激しい雨に加えて2度3度と落雷もあった。

4月にこのような豪雨だと、梅雨の時期や台風の時期にどうなるか不安がつのる。自宅は浸水するような低地ではないが、河川が越流すれば市街地の浸水の被害は甚大だろう。とりあえず、自宅では停電に備えて電源の確保はしておいた方が良さそうだ。

屋外レクリエーションに使われる600Wh級のポータブルバッテリーがあれば万全だろうが、高価で手が出ない。モバイルバッテリーとかニッケル水素電池とか、その程度が今は精一杯。ただ、電球がLED化されて、キャンピングランタンの類も1晩2晩程度なら平気で電池が持つようになった。スマホのフラッシュも明るいし、とりあえず照明に関しては大丈夫そう。

暑い中の停電、エアコンは無理としても、せめて扇風機ぐらいは動かしていたいもの。USB駆動のパーソナルファンではなくて、一般の首振り付き扇風機を稼働したい。必要な電力は35W 程度だから、3時間程度連続稼働するなら、やはり小型のポータブルバッテリーが必要だ。

安上がりな方法として思いつくのは、車用の汎用12Vバッテリーをカー用品店で安く購入し、DC-ACコンバーターを経由して、AC100V機器を繋ぐ方法だ。DC-ACコンバーターは手持ちの300W容量2口コンセントの物がある。趣味でアマチュア無線をやっていた頃に自作したDC安定化電源がバッテリーの充電に使える。後はカー用品店で安売りしてるバッテリーを買えば済む。3000円台からあるだろう。DC-ACコンバーターのシガープラグに合うコネクターを入手して配線すれば非常用電源ができそうだ。

よし、案外安上がりになりそう。梅雨入りまでには間に合わせるぞ。

以上。2022.04.26