うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

よく噛んで食べること、ただし例外もあり

胃腸に負担をかけないために、食事の時は時間をかけてよく噛んで食べるよう心掛けている。一口ごとに30回噛みましょうとずいぶん昔に栄養指導で言われたことがある。少し前に噛む回数を数えてみたらほとんど30回以上で、平均したら40~50回だった。非常に健康配慮な食事習慣だなー、と思って生活していた。

だが、思わぬ落とし穴があった。

何だか左耳の前側が痛い。片頭痛かな、しばらくの間我慢していたが、どんどん痛みがひどくなって、口も満足に開けられなくなった。検索してみると、流行性耳下腺炎、いわゆる大人のおたふく風邪かもしれない。重症化すると厄介な病気だ、と耳鼻咽喉科に駆け込んだら、「耳下腺炎じゃないよ、歯科口腔科に行ったら?」と言われた。それで歯科口腔外科の専門病院に行ったら、「あー、顎関節症ですね、筋肉が固まってしまってる。リハビリが要りますね」と。

一番ひどいときは、あまりの痛さに、口を指一本分開けるのが精一杯だった。噛む動作一つ一つで側頭部の奥にまで痛みが走る。鎮痛剤を服用して、医師からのリハビリ動作を一日何度も繰り返して、徐々に回復していった。

顎関節症の原因は、無意識の噛みしめ動作や睡眠時の歯ぎしりが多い。睡眠時のことはわからないが、無意識の噛みしめは、確かにやってしまってた。いや、仕事中に「ここが踏ん張りどころ」と思って歯を噛みしめたことが多い。それに食事中の噛む回数が症状悪化に輪をかけたようだ。

痛い思いをしたので、仕事の時も、無理なら無理と意思表示をして、余計な力をかけないよう心掛けた。それが許容される職場なのが幸いだ。痛みの原因を作らなければ、噛む回数をこれまで通りにしても問題ない。

今はすっかり痛みから回復したが、余計な力をかけ過ぎると、痛い思いをする原因になると教訓を得た次第だ。

 

以上。2022.05.20