うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

今年はラニーニャらしい

気象庁が向こう3か月の長期予報を発表した。今年はラニーニャの影響があるらしい。ラニーニャの年は、夏暑く冬寒く、寒暖差の大きな年になる。

夏は大嫌いだ。単に気温が高いだけならまだしも、全身にまとわりつくような湿気が嫌いだ。それだけではない。セミの騒音が不快感に輪をかける。5月に真夏日を記録することがあっても、真夏の湿気もセミの声もなければ耐えていられる。

夏という季節は、自分にとって不快なものが一気に押し寄せてくる。なので、若いころ、夏休みには涼しい地域に移動していた。旅は好きだが、同じくらい、不快感から逃れられることが好ましかった。(ちなみにその地に冬場にも訪れてもいるが、ダイヤモンドダストが見れるくらいの冷え込みもむしろすがすがしく感じた)。

セミに関して言えば、隣の家には、庭木の剪定はもとより草取りさえされない、ジャングルになった庭に大きな木がある。朝5時前からその木に住み着いた大量のセミが大音響で鳴き始める。こちらは眠剤が効いていても起こされる。住人はコンクリート造りで2重窓装備の静かな家の中で眠っているのだろう。犬を飼った時もそうだったが、ただ餌だけ与えて散歩などの世話もせず、犬はストレスで夜明け近くから延々2時間以上無駄吠えし続けて、私の睡眠障害の引き金の一つになった。それはさておき、、

私は音に関して快不快の差が大きいのだと思う。音波としての音に加えて、視覚情報も聴覚情報のように感じる性質上、音量・音質とも許容できる範囲が狭いのだろう。不快な聴覚情報は徹底排除しておかないと精神が損傷する。生きづらい。静かで快適なところで暮らしたい。

遠くない将来、そのような静かな暮らしが実現できることを夢想しながら、この夏を過ごさねばならない。

 

以上。2022.05.24