うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

弥生人青谷上寺朗のそっくりさん

鳥取県の青谷上寺地遺跡から見つかった1800年前の頭蓋骨のDNA解析から、父方が縄文人、母方が渡来系人の男性の顔が復元され、2021年10月に公開された。復元された男性はすぐ身近にいそうな親しみのある顔で、遺跡にちなんで青谷上寺朗と名付けられ、県はそのそっくりさんを全国から募集した。

そのグランプリ決定戦が今日行われた。以下、毎日新聞の記事。

mainichi.jpグランプリの吉田さんもそうだけれど、集まった入選者10人も弥生人青谷上寺朗そっくりで驚いた。と同時に、入選者どうしでも思わず「似てるー」と言い合ったのではないかと想像して楽しくなった。

弥生人青谷上寺朗は確かに古代人らしく顎の骨格ががっしりしている。けれどそれ以外は現代日本人にもごくありふれた顔をしている。現代日本人も縄文系と渡来系のミックスをそのまま引き継いでいるのだと改めて認識した。

また、一口に縄文系と言っても、南方からの集団や北方からの集団が、3万年の時間の間にミックスされて均質化したものだとのことで、列島はさまざまな出自の民族集団の行き着く先だったのだろう。

さて、自分自身で考えると、体毛が少ないところは渡来系の特徴だし、耳垢が湿っているのは縄文系の特徴。いろんな血縁が体の中でミックスされてるのだなー。歴史ってやっぱり楽しいはずのものだよー。

 

以上。2022.05.28