うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

スマホのヘッドホン出力をライン入力に-その後-

5/14に、秋月電子通商のキット

akizukidenshi.comを使ってみて、結果良好だと書いた。

その後、しばらく使ってみて少し気づいた点がある。スピーカーの音量は大きくしていない。だが、以前に比べて音の明瞭度が上がっているのだ。エンジン音や走行音に消されていた音が浮かび上がってくる感触だ。

以前は、

 スマホ(ボリューム100%)→カーオーディオライン入力

だったが、現在は、

 スマホ(ボリューム70%)→変換トランス→カーオーディオライン入力

となっている。以前はインピーダンスミスマッチのところを、無理やりボリュームMaxでライン入力に入れていた。どうもスマホ側のオーディオアンプに無理をさせて、結果として明瞭でないこもったような音質になったようだ。

現在はスマホ側のオーディオアンプを余力がある状態で動作させているので、音がクリアになったようだ。また、トランスの周波数特性から高音側が良好なせいもあるだろう。

実際に聞いていて音質の違いが感じられると、インピーダンスのマッチングが重要だと再認識させられる。アナログ回路の知識もやはり必要だと思った。

さて、普段の通勤には二輪を使っている。オフロード車なので視点が高い。走行中の車の後ろにつくと、前席の間からナビの画面が見えることが度々ある。私は違法行為だと思うのだが、走行中にTV画面が映っている車がけっこう多いのだ。ナビの画面も注視してはダメ、TVの画面ならなおさらダメだと思うのだが、メーカー側は走行中のTV画面表示を解禁しているのだろうか。

安全サポートブレーキ等があるので気が緩んでいるのかもしれないが、TV画面が気になるようでは事故の危険性が非常に高い。自衛策として、TV画面が映っている車からは極力離れて走るようにしている現状だ。

車へのIT接続はそれほど必要なことだろうか。インフォメーションディスプレイが3面も4面も並ぶ未来の車、うーん、走っているときにはただ運転のみに集中させてほしい。私のとっては自動運転技術はどこかありがた迷惑な印象でもある。

デジタル技術が進歩しても、結局のところ、それを扱うのはアナログデバイスである人間なのだ。アナログデバイス側に負荷をかけるほどのデジタルデバイスなら、いっそ不要だと思うのだが。

 

以上。2022.07.01