うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

電球色•温白色•昼白色•昼光色

家電店で商品を見て回っていて、おや?と思うことがあった。

LED電球は、電球色と白色と思っていたが、パナソニックのLED電球は、電球色・温白色・昼白色・昼光色の4種類の光色がラインナップされている。蛍光灯が、電球色・白色・昼白色・昼光色の4種類であったのと似た分類になった。

蛍光灯では色温度の最も高い昼光色が好みだったので、LED電球でもそれが選べるようになってありがたい。とはいえ、まだ自室の照明は蛍光灯が現役だ。蛍光管は簡単に取り替えられるし、高周波発振タイプなので安定器からの不快な音もなく、かなり長期にわたって使い続けている。LEDシーリングライトは、LEDの照度が下がれば本体ごと交換することになるが、現状の蛍光灯は蛍光管だけ交換すれば良いのでむしろ経済的だと思う。

ただ、蛍光管は動作のために管内に微量の水銀粒が入れられている。水銀フリー社会構築のためにはこの水銀をなくすため蛍光管からLEDへの転換が必要というわけだ。蛍光灯からLEDへ変更することによる消費電力の減少は10~15%に過ぎない。CO2排出を減らす観点からすると大した減少ではない。だが蛍光灯からLEDへの転換は上述のように水銀の使用と排出を減らすのが目的だ。

過去には時の権力者が、金属なのに液体である水銀に不可思議な力があると信じ、不老長寿を願ってその化合物を服用していたという。実際には、逆に自らの命を縮める皮肉な結果となった。

今現在、世の中に出回っている「健康食品」と称される物にも、効能がないにも関わらずイメージだけで根強い支持があって、場合によってはマルチ商法的に取引される物もある。メディアに大広告を打っているものほど気をつけた方が良いと思う。


以上。2022.07.18