うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

切符の忘れ物

出張帰りの新幹線、帰省シーズンが始まっているので自由席は少し混んでいた。3人掛けの座席に座れたが、途中で横の2人掛けの座席が空いたので移動した。あー、密度の濃い全体会議だったー、としばしくつろいでいると、座席ポケットに薄青色の紙片が目に入った。良く見ると、先に座っていて途中駅で降りた男性の物と思われる切符だ。あー、これがないと下車駅の改札で面倒なことになるよー、と思ったところでちょうど車掌が通りがかり、忘れ物ということで手渡した。

改札で切符が見つからないとその場で全額精算しないといけなくなるけれど、関西からの切符だったのでその金額が非常に大きくなる。車掌から下車駅に連絡が行って当該乗客が余計な出費をせずに済むように計らって欲しいが、どうなっただろうか。遺失物なので拾い主に請求権利が発生しますが、と車掌から言われたが、いやそんなものはいらないいらない。

小さな忘れ物は、自分自身たびたびある。

特に失くしやすいのが鍵だ。夜行バスで名古屋へ往復したとき、自宅からバスセンター近くの地下駐輪場までバイクで行ったのだが、いざ名古屋から帰ってバイクに乗ろうとしたところが鍵がない。っあー!やらかした!向こうでスーツに着替えたが、その時に落としてしまったようだ。いや、また現地に戻るわけにもいかず、スペアキーを取りに自宅まで戻ってそして駐輪場へ。。手間はかかったがスペアキーがあったので助かった。

他にも静岡で働いている頃に、こちらへ帰省して静岡に戻るとき、空港に着いてから部屋の鍵を忘れていることに気付いた。やむを得ず飛行機を翌日の便に変更し、実家へ逆戻りした。

こんな感じで、金銭に換算しても大した額にならない忘れ物はよくある。発達障害の傾向があるので、同時に複数のことができない。何か別のことに気を取られてこまごまとした物を忘れてしまう。なので、多少学習して物事に順序をつけてそれに従って動くようにしている。

人間だから、忘れ物をすることは珍しいことではないし、一方的に悪いことだと決めつけることでもない。小学校での教育はもっとそのあたり許容度を持っても良いと思う。

 

以上。2022.08.08