うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

学食ラーメンうまいではないか

昨日の昼食は試しにラーメンにした。カロリーは602kcal、野菜を補うために豆だくさんミニサラダを付けた。

調理カウンターから出されたラーメンはまさに正統派の地元の香りだ。ストレートではなくちぢれ麺なのが惜しいが、さてお味は? うわ、これで462円?十分にうまいし量もある。この味を街なかの店舗で出すなら倍近い価格になるのではないか。炭水化物の塊なので頻繁には食べられないが10日に一度ぐらいのペースなら良いかもしれない。

全国各地には特色的なラーメンがある。旅先でその地のラーメンを食べるのが楽しみの一つだった。平成初期のその頃に比べると巷では進化系ラーメンが広がっている。それぞれの店がうまさを追求するその姿勢には頭が下がる思いだ。だが自分の中にはどこか寂しい気持ちもある。

いろんな要素を取り入れるのは悪いことではないが、もっとシンプルで直球勝負なラーメンでも良いのではないか。あるラーメン店で昭和のレシピを復刻したラーメンを出していたが、むしろそちらの方がおいしく感じられたからだ。一般には受け入れにくいかもしれないが、昔風味を好む者は私を含めて一定数はいる。

また、おいしさを追求していった結果、各地の地域性が薄れてしまわないか気懸りだ。今は各地の○○ラーメンと言うよりも、味噌豚骨とか魚介系とか××系ラーメンと言った方がわかりやすいのかもしれない。各地に多くの系統のラーメンが併存していて、その地ならではのラーメンというのがわかりにくくなっている。

旅先で立ち寄ったラーメン屋でスープをすすって、あれ?味のベースが同じじゃん、と残念な思いをすることにもなりかねない。

未完成で粗削りだけれど、その土地では当たり前なラーメンを味わいたいよなー。

 

以上。2022.10.01