うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

単3電池3本仕様

車中泊に使う玉ランタンは単3電池3本仕様である。また手持ちのラジオにも同じく単3電池3本仕様のものがある。

アルカリ電池のように10本や12本などの大量パックになったものなら特に気にすることはないのだが、ニッケル水素電池のように基本的に4本パックで販売されているものでは使い回しが厄介だ。

使用履歴が異なるニッケル水素電池を混合して使うと、後で特定の電池に強い負荷がかかり寿命を縮めることになる。なので個別の機器には固定した組み合わせの電池を使うのが望ましい。

それで4本パックのニッケル水素電池から3本を組みにして使う。さて残った1本はどうするか? これが結構な難題だ。妥協案として、4本パックを2セット買い、3本組を2組、2本組を1組、とすれば良いかと思っている。単3電池2本仕様の機器は数多いので使いやすいと思う。

ただ、最近はUSB電源仕様の機器が増えつつある。本体にリチウムイオン電池を搭載し、足りなくなればUSBで給電とする。リチウムイオン電池ニッケル水素電池に比べて約3倍の電力容量を持つ。ただ、本体にリチウムイオン電池を搭載した機器は劣化した電池の交換ができない。電池の経年劣化がすなわち機器全体の寿命となる。そのような半使い捨て機器は敬遠したいものだ。

一方で乾電池仕様の機器は、回路や部品に異常がなければ50年も前の機器がいまだに使える。回路の電源電圧がそのまま電池の電圧となっていたので、USB仕様のリチウムイオン電池電源の機器と違いインバーターによる昇圧・降圧がなく、ノイズが発生しない。特にラジオ類ではこの点が大きなメリットだ。

だけれど、なぜ電源を単3電池3本仕様にしたのか疑問に思うことも多い。採用した回路や半導体の推奨電圧によるのか、あるいは筐体のスペースの都合か? 釈然としないし使いにくいけれど、今後も内部の部品がいかれるまで使ってゆきたいものだ。

 

以上。2022.11.13