うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

古いPCに残っていたHPデータの情報量の多さに驚く

2010年代中頃まで使っていたデスクトップPCであるが、さすがにスペックが足りなくなって放置していた。最近になってHDDに残されている過去データを移してみたが、その中に2000年代初頭まで運営していたHPのデータがあった。

うつ病を発症する前のことだ。全国を旅して、珍しい地名を採集して回り、全都道府県の献血ルーム制覇を目指したり、そのときの足跡が事細かく記されていた。当時は兎にも角にも公共交通機関のみでの移動にこだわり、それがなければ徒歩で延々と歩いた。全ての珍地名にはその地までのアクセス方法を記してあって、当時の交通事情もわかる。

献血ルームについても、そこに行き着くまでの日時やその時の食事等、どうでも良い内容もあるが、各ルームの採血機器の台数や配置、待合室のサービスや処遇品についても書いてあった。ちなみに1999年8/18に札幌アスティルームで成分献血したときの記録を画面キャプチャで貼っておく。

札幌1999年8/18アスティルームその1

札幌1999年8/18アスティルームその2

文字ばかりで見る気にもなりませんよねー。スマホなら全く読めそうもないし。

良くもまあ、こういった大テキストデータのHPを作ったものだ。それでも当時は1日当たりわずか20~30アクセスだった。すでにサーバーの移転などで跡形もなくネット上から消滅したが、今さらアップしても20年も前の情報だし役に立つとは思えない。何より文章がメインなので今どきは見向きもされないだろう。考古学的な価値ぐらいしかなさそうだ。

その頃訪れた街の写真もあるのだが、むしろ最近よりもずっと賑やかだ。これほどまでに国内が停滞ないし凋落してしまっているのか。人里離れた珍地名にたどり着くためのバス便も多くが廃止されているだろうし、JRも今後大量に廃線となりそうで心配だ。どこでどう間違ったのか、はー。

 

以上。2022.11.19