うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

小暮らしの器

小さく暮らすのなら、住処も小さくて良い。静岡に住んでいる頃は1Kのマンションだったが、必要なものの大半が手の届くところにあるのが心地良かった。今は戸建てに住んでいるが、大きな家は必要なくても大丈夫と思う。

また1Kのマンションにしようか? ただ鉄筋コンクリート造りだと、大好きなラジオが聞きにくくなる。構造は木造が望ましい。ならばアパートとなるが、そのような小さな間取りの物件は主に学生向けであって、一般向けの物件は案外と少ない。「離れ」のような、小さな、だけどトイレや台所等の水回りがあって、自立的に住める小さな家を、と思って探してみたら、「PACO」という理想に近い家があった。

paco.style2x4構造で造りの品質は高そう。ただ、私にとってはオーバースペックな気がする。30年40年住み続ける訳でもない。平均寿命から考えると15年程度もてば十分。もっと簡素で良い。仮設プレハブ住宅は安いだろうが構造の耐久性は数年程度と思う。PACOと仮設プレハブの間に位置する家、セルフビルドのミニログとかもあるが、ログハウスは毎年外装を塗装しないといけないらしい。残念ながら無精な私にはメンテナンスできそうにない。

1Kなり1Rなりのマンションでも、中層階以上で角部屋2面採光であれば、ラジオの電波もそこそこ拾えるかもしれない。角部屋2面採光の条件で中古マンションを検索すれば高すぎない価格帯でいくつかヒットする。クロスの張替えやエアコンの新調など、少し手を加えて居心地を良くすればいい。

子供の頃の「将来の夢」は、まだ雲をつかむようなふわふわしたものだったけれど、この年齢になると、手持ち資金の具合など具体的・現実的になってしまって、こんなんじゃ「夢」じゃないよなー、と呆れたりする。

 

以上。2022.04.22