うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

結局半旗を強要される

文部科学省から、27日は半旗の掲揚と警備を強化するようにとの通知が大学に来たようだ。こちらは国立大学法人という法人であって国からは独立した組織だ。所管は文部科学省であることは確かだが国の下部機関ではない。研究資金は科研費その他を申請し審査を経て獲得するし外部の企業と共同研究したりする。国は次第に資金を出し渋っているくせに、いつまでも大学を下部組織扱いしてもらっては迷惑だ。

現在関わっている研究は2年ごとに審査を経て最大10年まで更新される研究だ。国内5大学と商社も関わるプロジェクトだ。先日その審査をプロジェクトリーダーの先生が審査員の前でプレゼンした。審査員は大学の先生も含まれていて質疑応答は学術的な内容であったけれど、話によれば、最終的な審査結果は今回の審査員の結果を内閣府の職員に上げてから判定するとのこと。

内閣府かい!既成概念で固まった官僚が社会システムを変革するかもしれない研究を判定できるのかい。何か政治臭いなー。政治家が有形無形の介入をしてくることは容易に想像できる。どこまで支配欲に飢えているのやら。もしかしたら27日の半旗掲揚を拒否したら判定アウトとされてしまうかも。露骨な。だけど官僚は上から言われればそういうことするからなー。

国の仕組みがこんなだから、有能な人ほど海外に流出していくのは理解できるよ。モチベーション下げることばかり、何で従わされなきゃならないのか。

 

以上。

2022.09.25