うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

プレガバリン

昨年夏に、椎間板ヘルニアを患った。痛めた経緯はさておき、医師から新しい作用機序の鎮痛剤ということで、表題のプレガバリンを処方された。服用して2日目に、腰の痛みがずっと軽くなった実感があった。いや、腰だけではなく、右肩のこりや膝などの痛みもすっかりなくなってしまった。身体がとても軽く、うつの重い気持ちもすっかり消え、また何年ぶりかで熟睡できるようになってしまった。「これ、レクサプロよりも効くんじゃない?」と思った。

調べてみると、「作用メカニズムは、痛みを発する異常に興奮した神経系において、各種の興奮性神経伝達物質の放出を抑制することによります。過敏になっている神経をしずめることから、一般的な鎮痛剤(NSAIDs)が効きにくい神経痛に効果的なのです。」(おくすり110番 

www.interq.or.jp より) とのこと。

この薬が良く効いて、かつ体調も精神的にも快適になったということは、それだけ中枢性も末梢性もあちこちで神経が異常興奮していたということなのか。。。海外では、てんかんの治療にも応用されているとか。中枢系の異常興奮が抑えられるのなら納得できる。

薬は2週間分出されていた。だが、薬がなくなった途端、異変が起きた。抑えられていた全身あちこちの痛みが一気に押し寄せてきた。加えて、入眠困難と頻繁な途中覚醒、眠りに入っても悪夢を見る、と、うつがひどくて寝たきりになった頃そのものの状態だった。「この薬、反跳現象がある」と同時に「一度使って快適性を味わったら、依存性がある」と思った。医師や薬剤師から特に指示はなかったが、やめるときは一定の期間をおいて少しずつ使用量を減らすべき薬だったのだ。

加えて、レクサプロやフルニトラゼパムコントミンなど相互作用が重なっていた可能性もあるし、薬に対して予備知識を仕入れてから服用すべきだったと反省した。え?でもそれって、医師や薬剤師さんの仕事では??

 

以上。2022.04.05