うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

コンビニに立ち寄る機会が減って

昼食を学食で済ますようになって、支払いは現金払いになった。学生は学生証と生協のカードが一体になっていてカード払いができるが、教職員はその対象外なので現金払いになる。

コンビニではスマホのバーコード決済を多用していた。現金のやり取りをしないので、今手元にいくらあって、この品物を買ったらいくら残る、といった感覚が希薄になっていた。その結果として思いのほか浪費していたことに気付いた。

やはり、現金を介さないと計画的なやりくりができない。コンビニへの立ち寄りは必要最低限にしよう。そう思って、生協の売店で購入できるのであれば、コンビニではなく生協で購入するようにした。今、コンビニに立ち寄る機会は、ATMを使うときぐらいだろうか。あるいは休日に車を走らせているときに飲み物を買うぐらいか。

無駄遣いが確かに減った。そしてどこか気持ちが軽くなった気がする。一日にいくら使ってこの調子なら今月いくらの出費で済むか大まかに計算できるようになって、先々の見通しが良くなったようだ。現金決済は節約志向と親和性が良い。

英国BBCのニュースでも、従来の主流はクレジットカードだったが最近では現金決済が増えてきているとのこと。昨今のインフレの影響で家計の支出を管理しようとしている現れだとか。現金決済が増えてしまうと金融立国として大丈夫なの?と他国のことながら心配になる。

他方日本では、便利さ手軽さを追求した結果、コンビニが街じゅうに乱立する有様となって、フランチャイズとか直営店とかで多くのトラブルが発生するに至っている。確かに便利だしありがたい存在ではあるけれど、もう今では供給過剰ではないかと思うこともある。

店舗は乱立しても、そこに人が集まってお金を落としてくれれば経営としては成り立つ。お金を落としてもらえるように、品ぞろえや陳列方法とか、できるだけ無駄遣いさせるような仕掛けが組み込まれているなー、とコンビニから一歩引いた視点からはそう見える。

日常の行動から、コンビニに立ち寄る、という機会が減って無駄遣いが減った。私だけならまだしも、国民こぞってそうなったら、世の中にお金が回らなくなるよなー、不要不急の無駄遣いがあってこそこの国の経済が回っているんだよなー、と思うに至っている。

 

以上。2022.08.26