うつ病みの日々のあれこれ

うつ病みが日々のあれこれを綴ります

コミュニティFMの役割

あと3時間ほどで台風14号が最接近する。アメダスのデータで気圧がどんどん下がっている。21時台に瞬間最大風速24.2m/sが観測された。台風の勢力は弱まっていないので接近すればさらに強い暴風が吹くと思う。

そういう状況なので、地元のラジオを聴いているが、レギュラーの番組ばかりで台風の詳細や避難所情報とかがさっぱり流れない。民放で21時からの空にまつわるローカル番組で気象予報士を交えて詳細な情報が流されたのみだった。

コミュニティFM局は防災ラジオの役割も担っている。だがニュースも全国ニュースのみで現在まで台風について詳細が報じられていない。

もちろん、11時時点で市内全域74万人に対してレベル4避難指示を発令しているので、全ての市民は避難所に身を寄せているという前提かもしれない。だが、市のHPに避難所の混雑状況が表示されているが、そもそも全ての避難所を合わせても全市民を収容しきれる容量はないし、表示されている避難人数を合計しても市内全域で2000人ぐらいだ。大半の人は自宅にとどまっている。

自宅にとどまり不安を抱えつつ台風が過ぎ去る夜を過ごしているのが私を含めて実際のところだ。気象庁HPの台風情報で現在地や今後の進路について情報は得られる。だが全ての人が気象庁HPに接続して情報を得られるわけではない。情報弱者を置き去りにして良いわけがない。

まだ停電はしていないが、停電に備えてラジオを準備しているのは私を含め大勢いると思う。地元の情報を得たいと思ってもレギュラー番組ばかり、これから暴風はどうなる見通しなのか、いつ頃ピークを過ぎるのか、交通機関は、身近なところに被害が出ていないのか、必要な情報が、現在進行形で接近中なのに、ない。

防災ラジオの役割を担い、行政からの出資を得て運営しているコミュニティFM局に期待を寄せているが、私の片思いなのだろうか。もしかすると、災害が発生してから本格活動という体制かもしれないが、うーん、それで良いのかなー。もちろん過去の震災のときに大きな役割を果たしたのは評価するけれど、今までにない規模の台風が最接近している現状でレギュラー番組ばかりで良いのだろうか。

夜間に避難所の情報を流しても、辺りが暗い状態での避難は危険だ。そういう事情を分かったうえで夜間に避難所の情報を流さないのかもしれない。ただ、ローカルのニュースで避難所の状況を流すことぐらいはやって良いと思うのだが、それすらない。

コミュニティFM局の情報発信能力がこんなに細くて、良いのか?

 

以上。2022.09.18